Dr. Tairaのブログ

生命と環境、微生物、科学と教育、生活科学、時事ネタなどに関する記事紹介

#科学と教育

コロナ禍で浮き彫りになった日本の科学の脆弱性と今後(その2)

はじめに 前回のブログ(その1)で、コロナ禍において、新型コロナウイルスSARS-CoV-2とCOVID-19に関する研究論文が世界中で量産されているのに対して、日本発の論文数は少ないことを述べました。これが、あらためて日本の科学力の低下をあらわにすると同時…

コロナ禍で浮き彫りになった日本の科学の脆弱性と今後(その1)

はじめに 新型コロナウイルス感染症の流行下においては、感染症抑制の対策とともに、病気の治療法を確立することやワクチン開発などが喫緊の課題としてあります。このためにはウイルスや病気の特性に関する科学情報が必須になります。7月26日放送のTBSテレビ…

新型コロナウイルスは人為的改変体ではない

はじめに 新型感染症COVID-19の世界的流行(パンデミック)はヨーロッパや米国を中心に増大の傾向にあります。日本では現時点において感染者数は著しく増えていない状況にありますが、今日(3月19日)の専門家会議の声明を見れば油断できない状況であること…

科学技術と教育

2020年↓ 菅総理大臣の学術会議任命拒否に対する海外の反応 コロナ禍で浮き彫りになった日本の科学の脆弱性と今後(その2) コロナ禍で浮き彫りになった日本の科学の脆弱性と今後(その1) 2019年↓ マンモスが現代によみがえる? 2018年↓ 科学者の生活 セミ…

日本の暮らしにおける女性像

今朝のNHK「あさイチ」で女性同士の友情を取り上げていました。生物学的に考えれば、多くの霊長類が母権社会を形成してきた事実があり、女性と女性の結びつきは特別なものがあると想像できます。昆虫をみても、ミツバチの社会は女王蜂を中心に働き蜂もすべて…

科学者の生活

私は時間を見ては放送大学の講義を聴いています。とくに専門外の講義は新鮮で楽しみです。2ヶ月ほど前には、自分も関わりが深い「科学者」というテーマで講義が行われました。しかし、それを聴講してちょっと違和感を覚えました。 違和感とは、端的に言うと…

虫を通じた教育

私はこの20年間、小中高生や親子を対象とした環境や生物の体験学習のボランティア活動を行なってきました。たとえば、大学でも使うような最新の実験道具を携えての河川の水質分析、生ゴミ処理器の作成と実践、外来生物の探索、昆虫の野外観察などがあります…

企業が求める人材と採用状況の矛盾

はじめに 私は民間と大学の両方を行ったり来たりしながら仕事をしてきました。それゆえ、両方の良いところと同時に、それぞれが抱えている矛盾や問題についても少なからず理解しているつもりです。そして、それらの問題の多くは、日本社会における一元的な人…

ヘルプマークとヘルプカード

首都圏の電車に乗っていると、時たまヘルプマークをぶら下げている人を見かけることがあります。老若男女を問わず、見られます。 ヘルプマークは、外見ではわからない援助や配慮を必要としている人が、周囲にそれを視覚化することで、援助を得やすくなるよう…

オスが行う子育て

新聞によれば、自民党の萩生田光一幹事長代行が5月27日、宮崎市内での党県連の会合で講演したそうですが、そこで語られたことに少し違和感を抱きました。彼は「0~3歳児の赤ちゃんに『パパとママ、どっちが好きか』と聞けば、どう考えたって『ママがいい』…

恋愛をしない20代若者

今日インターネットを検索していて、「20代男性のうち4割が童貞」という記事 [1] に目がとまりました。これだけの情報社会の今日でありながら、若者の4割が女性経験がないとは少々異常であり、驚きました。 4割が童貞というのは、コンドーム製造会社による…

男女共同参画推進法

マスメディアは報道しないか、報道したとしても地味な扱いですが、5月17日に成立した「政治分野における男女共同参画推進法」が本日23日に施行されました [1](図1)。NHKは朝の「暮らし解説」の中でこの法律を取り上げていました。法的強制力がない、いわゆ…

2050年へ向けた縮小日本の衝撃

日曜日のNHKスペシャルは衝撃的でした。タイトルはすばり「縮小ニッポンの衝撃」です。今の日本は少子化が進行していますが、2050年には総人口は1億人を切り、人口年齢構成はいわゆる棺桶型になってしまいます(図1)。現役世代が3,500万人も減ることになり…

学校の部活動

今朝のNHKあさイチでは、中学校の部活動を取り上げていました。参加の強制や教員の負担の問題です。それを観ながら自分の中学校時代の部活(昔の言い方ではクラブ活動)を思い出しました。 私は公立中学時代、二つの運動部(体操、サッカー)と一つの文化部…