Dr. Tairaのブログ

生命と環境、微生物、科学と教育、生活科学、時事ネタなどに関する記事紹介

動物の観察

アオサギ

今日は湿地がある公園にエノキの予備調査に行きました。夏に訪れた時にエノキの成木、幼木ともは少ないと感じていましたが、今日それをあらためて確認しました。数が少ないのであっという間に調査は終わり、しばし鳥の観察を行いました。 園内の池にはカワセ…

不忍池の鳥

東京の上野の森(上野恩賜公園)には、鳥や昆虫の観察でときどき訪れています。不忍池があり、池の北部は上野動物園の一部になっています。 先週は仕事の帰りでしたが、当日60歳以上は無料という上野動物園の案内に惹かれて、滑り込みで園内に入りました。訪…

マガモとカルガモ

日本の河川、湖沼においては、カルガモ、オシドリなどのカモ科の鳥を通年で見ることができます。冬季にはマガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモなどが飛来します。 さらに、野生のマガモとアヒルとの交雑交配種であるアイガモもいます。 私たちは一口にカモ…

尾が再生したニホンカナヘビ

日本で最も身近に見られる爬虫類の一種として、ニホンカナヘビ(Takydromus tachydromoides)がいます。ウチの庭でも夏になるとよく見かけますが、年を経るにつれて、やはりその数を減らしているように感じます。今日は全長18 cmくらいの個体がいました(図1…

コウガイビル

庭に置いてある土を小石を入れた皿をひっくる返したら、裏側にコウガイビルの仲間が2匹張り付いていました(写真1)。クロコウガイビル(Bipalium fuscatum)ではないかと思われます。 写真1 写真1の右側の1匹がけっこう速いスピードで移動し始めました(写…

ミミズ

昨日からの大雨で、今朝は地表にたくさんのミミズが這い出しています。ウチの生ゴミ処理器の周りには10 cm以上の比較的大きいミミズが見られます。写真に示すものは20 cm近くありました。西日本には、青黒い体をしたシーボルトミミズという50 cmくらいの大型…

キジバト

5–6月はハトの営巣がよく見られます。前のページでベランダにカワラバトが卵を産んだことを紹介しました(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16279671.html)。今日の夕方、営巣中でしょうか、木の枝を口にくわえたキジバトに会いました。電線の上を…

イソヒヨドリ

都市部にはいろいろな鳥が生息していますが、その中でも鮮やかな青と赤の体色を見えせてくれるのがイソヒヨドリ(Monticola solitarius)です。 ヒヨドリと言っても、ヒヨドリ科ではツグミ科に分類される鳥の一種です。 もともとは海岸や岩山などで多く見ら…

谷津干潟の生きもの

谷津干潟は千葉県の東京湾沿岸にある約40haの干潟です。日本の50ほどあるラムサール条約の登録地の一つで、日本では9番目に(1993年6月に)登録されました。今日天気もよかったので、干潟の水辺、水棲の動物の観察に行ってきました。 JR南船橋駅からしばらく…

カワラヒワ

先日ある町の講演会に呼ばれたとき、会場の近くでカワラヒワ(Carduelis sinica)と思われる鳥に出会いました。体長がスズメほど大きさで、体は黄褐色をしており、太いクチバシと翼に混じる鮮やかな黄色が特徴的です。カメラに収めようとしましたが、あっと…

キャンパス内の野ウサギ

田舎にある大学のキャンパスだと、普段見ない野生動物に遭遇する機会があります。私が非常勤で行っていた山の麓にある大学では、猿がよく出没していました。しかし、都心や平野部にある大学では野生動物に出会うチャンスはなかなかありません。 以前常勤して…

白いセキレイ

サイクリングしていたら、遠くに白い鳥がいるのが見えたのでズームで撮りました。白化した(アルビノの)セキレイのようです。

ハトの営巣

ハトは私たちに最も馴染みの深い鳥の一つです。日本だけでも13種がいるそうですが、私たちがよく見るハトはキジバトやカワラバト(いわゆるドバト)です。これらは世界的に家禽化されて広まった品種であるため日本固有の在来種とはみなされてはいません。し…

ハクセキレイ

日課のランチ前散歩で歩道を歩いていると、ハクセキレイ(Motacilla alba lugens)に出会いました。向こうからどんどん近づいてきて、1 mくらいの距離でも逃げようとしません。よく見ると左足にヒモのようなものが絡まっているようです。 そばで、チュン、チ…

道端のヤモリ

今日も天気がいいので、気晴らしにデスクワークを離れて散歩にいきました。途中歩道の端で何かうごめくものが見えたので、近づいてみたら生まれたてと思われるヤモリでした。 体長4 cmほどです。どこからか落ちたのでしょうか。これはマズいと思い、とりあえ…