Dr. Tairaのブログ

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谷津干潟の生きもの


谷津干潟は千葉県の東京湾沿岸にある約40haの干潟です。日本の50ほどあるラムサール条約の登録地の一つで、日本では9番目に(1993年6月に)登録されました。今日天気もよかったので、干潟の水辺、水棲の動物の観察に行ってきました。

JR南船橋駅からしばらく歩くと干潟の入り口に着きます。干潟周囲の遊歩道を谷津干潟自然観察センターへ向かって延々と進みます(写真1)。

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写真1

早速、カワウPhalacrocorax carboが木にとまっているところを見ることができました(写真2)。

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写真2

谷津干潟自然観察センターの手前で、干潟の上を歩くアオサギArdea cinerea羽が灰色)ダイサギArdea alba全身が白色)の群集を見ることができました(写真3)。

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写真3

アオサギの姿を拡大(写真4)。

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写真4

谷津干潟自然観察センター内に飾られているラムサール条約登録の証書(写真5)。

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写真5

これだけ4ヶ月前のものですが、センター内のレストランから見たダイサギです(写真6)。

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写真6

谷津干潟自然観察センターを過ぎたところで、キョウジョシギArenaria interpres)やコチドリCharadrius dubiusと思われる小型の鳥がたくさんとまっていました(写真7)。

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写真7

水面を見ると、シラスと思われる魚の大群が動いています(写真8)。ボラ?でしょうか。

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写真8

こちらは拡大した画像です(写真9)。

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写真9

こちらはやや大きい稚魚の大群です(写真10)。

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写真10

近くでアオサ(アオサ属Ulvaがたくさん見えます(写真11)。谷津干潟では例年夏にかけて干潟を覆いつくように大増殖します。

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写真11

この日思いがけず、アカエイDasyatis akajeiを見ることができました(写真12)。全長1 m近くはあるでしょうか。

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写真12

悠々と泳いでいきました(写真13)。カメラに収めるのがむずかしい。

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写真13

干潟を一周し、全景を撮りました(写真14)。歩数計を見たら、1万歩を軽く超えていました。

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写真14