昨日からの大雨で、今朝は地表にたくさんのミミズが這い出しています。ウチの生ゴミ処理器の周りには10 cm以上の比較的大きいミミズが見られます。写真に示すものは20 cm近くありました。西日本には、青黒い体をしたシーボルトミミズという50 cmくらいの大型のミミズがいますが。
ちょっと突いてみたら、体をクルクルとくねらせた後、けっこう速いスピードで潜って行きました。左端に見える小石が3 cmくらいです。
雨の日の後、地表にミミズが這い出し、干からびて死んでいる光景はよく見ますが、雨でなぜ地表に這い出しくるのかはよくわかっていないようです。
もっともらしい説明としては、ミミズは皮膚呼吸をしており、かつ皮膚に浸透圧の調節や保湿断熱能力がないために、雨水が溜まった状態とか太陽光で熱くなったときに、よりよい環境を求めて這い出し、移動する、というのがあります。
私もこの「環境悪化移動説」を採用していたのですが、以前、室内でシマミミズを飼っていたときに、雨の日になるだけで飼育箱からミミズが大量に脱出して、とんでもないことになることを経験してから、別の原因もあるのではないかと考えるようになりました。