Dr. Tairaのブログ

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イソヒヨドリ


都市部にはいろいろな鳥が生息していますが、その中でも鮮やかな青と赤の体色を見えせてくれるのがイソヒヨドリMonticola solitarius)です。 ヒヨドリと言っても、ヒヨドリ科ではツグミ科に分類される鳥の一種です。

もともとは海岸や岩山などで多く見られる鳥ですが、近年では都市部で頻繁に見られるようになっています。私が見つけるときは、コンクリートの上にいることが多いです。硬いものが好きなのでしょうか。

写真1は、福岡市の那珂川にかかる福博であい橋付近で出会ったイソヒヨドリのオスです。体長20 cmちょっとくらいです。那珂川ではいろいろな鳥に出会うことができるので、よく散策しています。

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写真1

ピーピー、ギーギーとさえずりながら向きを変えています(写真2)。

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写真2

移動しながらくるくる回っています。後ろ向きになりました(写真3)。

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写真3

日本に分布するイソヒヨドリは亜種(Monticola solitarius philippensis)ですが、オスとメスで体色が違います。写真のように、オスは頭から背部にかけて暗青色、胸腹部がレンガ色のような赤褐色、翼が黒褐色に色分けされます。一方、メスは全身がやや暗青色を帯びた茶褐色です。