滅多に食べない甘味料が入った市販のヨーグルトですが、先日久しぶり食べたことをブログに記しました(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16232347.html)。食べない主な理由は、ヨーグルトの甘みが気に入らないからです。
今日、スーパーマーケットに行った際にあらためてプレーン以外のヨーグルトの食品表示を調べたところ、ほとんどのヨーグルトに代替(人工)甘味料であるスクラロースが入っていることがわかりました。市販ヨーグルトの甘みはスクラロースのせいなのですね。
人工甘味料の体に対する安全性は一応認められていますが、私は二つの点で気になっていて、人工甘味料入りの飲食品は努めて摂らないようにしています。一つは、人工甘味料の甘みを感じることと腸内細菌との関係がよくわかっていないからです。
少なくともマウスの実験では、サッカリンやアスパルテームは影響があることが報告されています。もう一つの理由は、こちらの方がより気になるのですが、環境への影響が危惧されるからです。スクラロースは分解されずに排泄され、自然界で溜まって行きますが、その後の運命がまったくわかっていません。
というわけで、もっぱらプレーンヨーグルトを買ってきて、それにバナナと牛乳を入れて食べています(図1)。
このバナナヨーグルトは、結構なカロリーもあるので、朝食の一品として最適です。また、バナナにはオリゴ糖も含まれているので、腸内での乳酸菌の働きも助けます。オリゴ糖は乳酸菌の好物です。とはいえ、ヨーグルト中の乳酸菌が腸内で定着することはほとんどないので、常時摂取することが重要になります。
図1. バナナヨーグルトのレシピ
以下に具体的に作る手順を示します(図2–6)。まず、バナナを半切れです(図2)。
図2. バナナヨーグルトの作り方1
次に、バナナをつぶします(図3)。熟したバナナ(表面に黒点ができたもの)は、柔らかくて崩しやすく、かつ難消化性デンプンが分解して甘みが強くなります。しかし、難消化性デンプンは腸内細菌のエサにもなりますので、それを期待するなら若くて少々硬いバナナの方がよいです。
図3. バナナヨーグルトの作り方2
バナナをつぶしたらヨーグルトを入れます(図4)。入れる量は通常大サジ2杯ですが、お好みで変えればよいと思います。
図4. バナナヨーグルトの作り方3
さらにお好みでシナモンをふりかけます(図5)。
図5. バナナヨーグルトの作り方4
牛乳を入れ、かき混ぜてできあがりです(図6)。
図6. バナナヨーグルトの作り方5