Dr. Tairaのブログ

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ウメエダシャクが大発生


スーパーにはいま青ウメが売り出されています(写真1)。今まで梅干し用に使っていた冷蔵庫が使えなくなったので、今年梅干しを漬けるか悩んでいるところです。

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写真1

ウチの近くのウメの林も収穫が進んでいますが、お昼にそこを通ったところ、ウメエダシャクCystidia couaggaria)が大発生していました(写真2-6)。ウメエダシャクはシャクガ科のガで、成虫は開長4 cmほどになります。幼虫はその名のとおり、ウメをはじめとするモモ,アンズ,サクラ,リンゴなどのバラ科の木の葉を食草とし、エゴノキスイカズラニシキギ、ツルウメモドキなども食べるようです。

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写真2: ウメの幹のとまる成虫個体1

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写真3:ウメの幹にとまる成虫個体2

よく見ると、やたら交尾中のペアが多いです(写真4–6)。

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写真4:交尾中です

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写真5. こっちも交尾中

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写真6. またまた交尾中