6月に入ってアカボシゴマダラの1化目の羽化がほぼ終わり、前後して第2化へ向けた産卵が始まりました。昨日までに撮った卵の画像の一部を載せます(写真1–5)。
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
定点観察を行なっている限りでは、孵化幼虫はまだ数頭しか目撃していませんが、これから続々と誕生してくるものと思われます。
産卵が見られるエノキの低幼木の数は、越冬幼虫が見られた数に比べると時期が早いことを考慮してもかなり少ないです。多くは産卵されていません。第1化で成虫の個体数が減少し、その後の発生を重ねるごとに増えていく年サイクルを現していると思います。
カテゴリー:Hestina属チョウとオオムラサキ