Dr. Tairaのブログ

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北総花の丘公園

今日は千葉県印西市にある県立の北総花の丘公園に行ってきました。北総台地に広がるこの公園は、昨日の「21世紀の森と広場」とほぼ同じの50 haの面積を有しますがが、周囲をぐるりと回ることができるので、はるかに広く感じました。
 
公園の入り口です(写真1)。ここから入るエリアは公園の北側にあたりますが、公園全体は道路を隔てて南北に縦長に広がっています。南側の方がはるかに広いです。
 
イメージ 1
写真1
 
南側に向かうと園内の中心に大きな調整池があります(写真2)。遠くに見える橋のところが写真1の入り口です。
 
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写真2
 
調整池は森に囲まれており、バードウォッチングができる場所があります(写真3の下側に覗き窓が見えます)。この場所は様々な鳥の鳴き声がひっきりなしに聴こえ、そして対岸の森は鳥の糞で真っ白になっていました。
 
イメージ 3
写真3
 
公園の南側には、芝生広場、自然観察園、バーベキュー場などがあります。バーベキュー場の真ん中にはシンボル的な大きなエノキがありました(写真4)。
 
イメージ 4
写真4
 
このエリアはコナラを中心とする雑木林に囲まれており、遠くに里山の風景を見ることができました(写真5)。
 
イメージ 5
写真5
 
とても美しい風景だったので、階段を降りて畑の方へ向かうことにしました(写真6)。階段を降りる途中にエノキの高木がありました(写真6の左側)。ここの根元には落ち葉が残っていたので、探ってみたらゴマダラチョウの越冬幼虫が出てきました。
 
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写真6
 
公園を降りたところはまさしく里山風景でした(写真7)。アカタテハキタキチョウなどのチョウが飛んでいましたが、残念ながらシャッターチャンスがありませんでした。
 
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写真7
 
小川沿いにはつくしがたくさん生えていました(写真8)。昔はよく煮付けや天ぷらにして食べたものですが、最近は食べてませんね。
 
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写真8
 
このように都市公園でありながら、外に一歩踏み出すと里山が広がる風景というのは私はとても好きです。
 
              
カテゴリー:公園と緑地