エノキの根元の落ち葉をゴソゴソやっていると、Hestina 属チョウの越冬幼虫だけではなく、いろんな昆虫や小動物が出てきます。今日は東京都区内の公園(写真1)でカメムシ3種が続けざまに出てきました。。
写真1
まずは5齢幼虫で越冬するアカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi です(写真2)。本種の幼虫はよく見かけますが、エノキの落ち葉から出てきたのは初めて見ました。出てくるなり動き回って、また落ち葉の下に潜って行きました。
写真2
続いて出てきたのはセアカツノカメムシ Acanthosoma denticaudum (写真3)。成虫で越冬することが知られています。これも越冬しているところは初めて見ました。葉の上でジッとしていて動きませんでした。
写真3
写真4
カテゴリー:昆虫の観察
カテゴリー:エノキ下の越冬幼虫の探索