この暑い中歩いていると、これまで見たこともないような色のクリークに遭遇しました。エメラルドグリーンというか黄緑色というか、見た目はとてもきれいな色のクリークです(写真1)。水の華の一種なのでしょうが、色から察するに藍色細菌(シアノバクテリア)によるブルーム(大量増殖)だと考えられます。臭いは感じられません。
写真1
よく見ると、あちこちにカメが頭を出しているのが見えました(写真2)。
写真2
水の色で体の感じがよくわからないですが、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)だと思われます(写真3)。
写真3
見つけたのは、筑後平野のあるところのクリークです。この地域にはクリークが発達していますが、ほかの場所のクリークはこのような色はしていません。また、50年以上に亘ってこの地域を見ていますが、このような色のクリークは初めて見ました。
色のもとが何かが分かれば、この現象の原因がはっきりしますが、残念ながら採水できるような容器を一切持っていませんでした。後日サンプリングしようと思っています。