2018-08-16 ペチュニアとキアゲハ #昆虫の観察 #生物学 ペチュニア(Petunia)は、ナス科ペチュニア属に属する草本の総称であり、園芸植物として観賞されています。花の色はピンク、赤、赤紫、紫、青紫、白、白黄など多彩で、花容もバラエティに富みます。 今日、通り沿いにピンク・紫のペチュニアを見つけ、しばらく眺めていたら、キアゲハ(Papilio machaon, Papilio machaon hippocrates)が飛んできました。 キアゲハはアゲハチョウ科に分類されるチョウの一種ですが、分布域が広く、ユーラシア大陸と北米大陸に生息します。広い分布域の中でいくつかの亜種に分かれていて、日本産のものは亜種 Papillio machon hippocrates とされることがあります。 昔の図鑑には、Papillio hippocratesと学名が書いてあり、「パピリオ」という属名と「ヒポクラテス」という種形容名が印象的で、小学生のときに最初に覚えた学名だったと記憶しています。