キョウチクトウ(Nerium oleander var. indicum)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木です。漢字で夾竹桃と書きますが、葉がタケに、花がモモに似ていることに由来します。
写真1は、ウチの近くの通りの歩道に堂々と生えているもので、高さが3 mほどあります。赤、ピンク、黄色、白など多数の園芸品種があるようですが、写真のものは典型的なピンク色です。
写真1
昔、祖父に、キョウチクトウは枝から葉っぱ、花まで全部毒があるから、絶対口にするなと注意されたことを覚えています。蛾の幼虫が葉を食べている見たことがありますが、彼らは解毒の仕方を知っているのかな?と、子供の頃不思議に思ったことがあります。
写真2は、マツバギク(Lampranthus spectabilis)で、ウチの庭に咲いているものです。ハマミズナ科(ツルナ科)マツバギク属の多年草の種のひとつで、その名のとおり松葉のような花びらと菊模様の花です。茎は木質化して地上を横に這い、葉は多肉質になっており、先っぽは尖り気味です。
写真2
参考文献