今日は知り合いの方が「エノキの低木が数本生えてる」と教えてくれた公園に行ってきました。公園内を歩くと確かに1.8 m程度のエノキが2本生えていましたが、タテハチョウ科の幼虫特有の食痕がなく、幼虫発見とはいきませんでした。
それで、公園内の樹木を観て回ったのですが、「やまぶき公園」という名がついているわりには、やまぶきの株数は少ない感じがしました。春になれば黄色い花を咲かせるのでしょうが...。
代わりに目立っていたのが、ネズミモチ(別名タマツバキ、Ligustrum japonicum)です。モクセイ科イボタノキ属の樹木です。初夏に白い花を咲かせますが、花はそれほどいい匂いではありません。公園のど真ん中に、10 mほどの大木数本がドーンとありました(写真1)。
写真1
ネズミモチはいたるところにやたら生えてくる樹木ですが、これらはちゃんとした植栽なのでしょう。
写真2
それにしてもネズミモチとは少々かわいそうな名前ですね。名の由来が、果実がネズミの糞に似ているからというのですから(写真3)。そして「モチ」は、葉がモチノキに似ていることから付いたという、これも結局主体性のない名前ですね。
写真3