Dr. Tairaのブログ

生命と環境、微生物、科学と教育、生活科学、時事ネタなどに関する記事紹介

植物園の森と昆虫


ゴールデンウィークに家の中でじっと仕事しているのも何だかなぁという感じで、ふと思い立って東京大学附属の植物園「小石川植物園」(http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/overview/)に出かけました。

着いたのが午後もかなり回って15時前だったのですが、たくさんの人が訪れていて賑わっていました。

植物園の正門です(写真1)。訪れるのは30年ぶりです。

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写真1

途中植物園の手前の通りで出会った見慣れない甲虫?写真2)。紫陽花の葉の上にいました。名前がわかりません。

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写真2

植物園に入って最初に出会った蝶。ちょっと見にくいですが、タテハチョウ科のミスジNeptis sappho)です(写真3)。

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写真3

すぐその下にシロショウ科のモンシロチョウPieris rapae)がとまっていました(写真4)。

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写真4

立派なソメイヨシノがたくさんあって、周囲の芝生には大勢の人がくつろいでいました(写真5。春は桜がきれいでしょう。

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写真5

少し入った売店の前にモクセイ科キンケイの花が咲いていて、たくさんの昆虫が乱舞していました(写真6)。

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写真6

キンケイの花の周辺を飛ぶアゲハチョウ科のナガサキアゲハPapilio memnon)(写真7)。

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写真7

キンケイの花にとまるカラスアゲハPapilio dehaanii)。羽が痛んでいてわかりづらいですが、よく見ると青緑の光沢が見えます(写真8)。

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写真8

キンケイの蜜を吸うミツバチ科のクマバチXylocopa appendiculata)(写真9)。ずんぐり大きくて迫力があります。

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写真9

こっちはハナアブのようです(写真10)。アシブトハナアブ (Helophilus virgatus)?でしょうか。

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写真10

アオスジアゲハGraphium sarpedon)です(写真11)。蝶の中では一番目につきました。

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写真11

そのほか、写真には収められませんでしたが、ジャコウアゲハ、クロアゲハ、アゲハ、キタテハ、ツマグロヒョウモンヤマトシジミなどが見られました。

植物園の真ん中にあるクスノキの大木です(写真12)。

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写真12

そのほか、ヒマラヤスギ、ケヤキ、ハンノキ、モミジバスズカケノキ、コナラ、エノキなど、数え切れないほどの大木がありました。

植物園の奥にある日本庭園(写真13)。

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写真13

日本庭園から正門まで続く道。都心とは思えないほどうっそうとしています(写真14)。

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写真14

途中メタセコイアの木がありました(写真15, 16)。

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写真15

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写真16

閉所時間が迫っていたのでけっこう速足で回りましたが、ゆっくり見ようとすれば半日はかかります。