今朝は12月に入って一番の寒さでしたが、冬の昆虫観察に出かけました。定点観察のポイントに出向き、ルーチンのエノキ上の観察を行なっていたところ、コバネイナゴ Oxya yezoensis が葉っぱの上にとまっていました(写真1)。
写真1
さらに、となりのエノキの幼木の主幹にはクダマキモドキがいました。大きさ(33 mm)や前脚の茶色のブチ模様からヒメクダマキモドキ Phaulula macilenta と思われます(写真2)。
写真2
しばらく歩いていると3 mほどのエノキの低木があり、主幹にトホシテントウ Epilachna admirabilis の幼虫がたくさんへばりついていました(写真3)。
写真3
写真3のエノキの枝には、アカボシゴマダラ Hestina assimilis の越冬型幼虫も数頭いましたが、根元の落ち葉をひっくり返してみると、さらにたくさん出てきました(写真4)。
写真4