駐車場に停めていた車に乗ろうとしたら、横の車に大きなスズメガがとまっているのを見つけました(写真1)。遠目には白っぽい翅の模様がはっきりせず、名前がわかりません。
写真1
もっと近づいてジッと観察しましたが、翅の鱗粉がかなりとれていて、やはり模様がはっきりしません(写真2)。
写真2
そこでつかんで、下翅と胴体の模様を見たところ、エビ柄の胴体がくっきりと出てきました(写真3)。エビガラスズメ(Agrius convolvuli)のメスです。メスなので余計に翅の模様がわかりづらいということでした。
元気よく翅をバタつかせているところを測ってみたら、開長90 mm以上はありました。手を離したらあっという間に飛んで行きました。さすがエビガラスズメ、飛翔力抜群です。
写真3