ジョロウグモ(Nephila clavata)は、ジョロウグモ科ジョロウグモ属に分類されるクモの一種です。腹部に黄色と暗青色の縞模様のある大きなクモで、私たちに最も馴染みの深い種類の一つです。夏から秋にかけて、大きな網を張るようになります。
ウチの庭の周りにも、ジョロウグモの巣があちこちに見られるようになりました。写真1は幼体(亜成体)で、体長20 mmほどです。
写真1
ときどき、エアコンの室外機の上を這っているところを見かけますし、先日は、幼体が部屋の中まで入ってきました(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16427134.html)。写真2は、室外機の上を這う幼体(亜成体)の個体です。
写真2
冬が近づくと、ジョロウグモのメスは腹部が膨らむと同時に、模様や色合いがますます鮮やかになって、産卵に至ります。その時を待ってまた観察したいと思います。