Dr. Tairaのブログ

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農業体験教室-1

 
小中学校の夏休みもいよいよ終わりですね。今日は、生協コープみらい主催の農業体験に行ってきました。おそらく親子連れの参加者が多いと予想していましたが、まったくその通りで、私が参加者の中では最高齢者でした。
 
会場付近の農地です(写真1)。気持ちいいくらいの広さの畑地に、雑木林が点々と隣接していました。農業体験は、朝10時から始まりました。
 
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写真1
 
目的地のオクラ畑まで、写真2のような農道をしばらく歩きました。汗がにじみ出ますが、天気は曇り時々晴れで太陽が隠れていると、まだ過ごしやすいです。この道中にたくさんのアカボシゴマダラに遭遇しました。このアカボシゴマダラについては別のページで紹介します。
 
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写真2
 
さらに、竹やぶと雑木林の中を抜けて行きます(写真3)。
 
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写真3
 
林を抜けると視界が開けて、目の前に畑が現れました(写真4)。
 
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写真4
 
写真1からの行程は10分ほどです。オクラ畑に着きました(写真5)。
 
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写真5
 
写真6はオクラの花です。ムクゲを黄色にしたような、ハイビスカスにも似たとてもきれいな花です。
 
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写真6
 
育ったオクラです(写真7)。逐次切っていくと、1本で30–40個が回収できると説明がありました。オクラは細かい棘があるので、素手で触るとケガをする可能性があります。手に厚手のゴム手袋をし、ハサミで伸びたオクラの幹の部分を切って回収していきました。市場に供給するので、長さ7.5 cm以上のものを切るようにと指導がありました。
 
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写真7

切ったオクラは、7本ずつ、ラベル付きの指定ビニル袋に入れていき、ヒートシーラーで封をしました(写真8)。
 
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写真8
 
オクラの収穫のあとは、別の畑にまた10分ほどかけて移動し、ブロッコリーの苗を植えました(写真9)。この頃から、太陽がギンギンに照り始め、汗だくとなってきました。中腰で、指定の場所に苗を植えていくのは結構大変で、今日一番の重労働でした。炎天下、40分ほどで終了しました。
 
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写真9
 
今回植えたブロッコリーは11月に収穫となります。そのときにまた農業体験に参加の予定です。
 
このあと、ダイコンも植える予定でしたが、炎天下の作業で予想より時間もかかったこともあって、取りやめとなりました。もうとっくに12時を過ぎていました。子供たちにとっては今日一番の楽しみであろう、雑木林の中での流しソーメンの時間になりました。
 
とは言っても、流しソーメンに使う竹の滑り台の作成から始まりました。汗を流しながら竹を半分に割り、台が完成しました。あとはスタッフの方が茹でてくれたソーメンと収穫したナシを流して、ワイワイ言いながら流しソーメンに舌鼓を打ちました(写真10)。
 
ソーメンのつゆには、収穫したオクラをすり潰したものを入れました。初めての食べ方でしたが、美味しかったです。
 
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写真10
 
食後には、今日の反省会や質疑応答もあり、15時前に解散となりました。帰りのバスに乗る頃には、すっかり足が疲れ果てていました。
 
この流しソーメンの会場となった雑木林でも、アカボシゴマダラが乱舞していました。この様子も別ページで紹介します。