Dr. Tairaのブログ

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ヘクソカズラを食べるホシヒメホウジャク


早朝、庭の植栽に水やりをしていたら、つる性多年草ヘクソカズラ(Paederia scandens)の茎上に、ホシヒメホウジャクNeogurelca himachala sangaica)の幼虫を見つけました(図1)。

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図1. ヘクソカズラに止まるホシヒメホウジャクの幼虫

葉の上に褐色型もいました(図2)。

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図2. ヘクソカズラに止まるホシヒメホウジャクの幼虫(褐色型)

図1, 2に示した幼虫の体長は、棘のような尾っぽの部分を除くと、30-35 mmくらいでした。終齢になると50 mmほどになります。

ホシヒメホウジャク は、鱗翅目、スズメガ科の蛾の一種で、成虫は開長40 mmほどになります(図3)。幼虫はヘクソカズラが食草です。

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図3. 部屋の中に迷い込んできたホシヒメホウジャクの成虫と開翅標本(挿入図)