2018-07-30 ヘクソカズラを食べるホシヒメホウジャク #昆虫の観察 #生物学 早朝、庭の植栽に水やりをしていたら、つる性多年草のヘクソカズラ(Paederia scandens)の茎上に、ホシヒメホウジャク(Neogurelca himachala sangaica)の幼虫を見つけました(図1)。 図1. ヘクソカズラに止まるホシヒメホウジャクの幼虫 葉の上に褐色型もいました(図2)。 図2. ヘクソカズラに止まるホシヒメホウジャクの幼虫(褐色型) 図1, 2に示した幼虫の体長は、棘のような尾っぽの部分を除くと、30-35 mmくらいでした。終齢になると50 mmほどになります。 ホシヒメホウジャク は、鱗翅目、スズメガ科の蛾の一種で、成虫は開長40 mmほどになります(図3)。幼虫はヘクソカズラが食草です。 図3. 部屋の中に迷い込んできたホシヒメホウジャクの成虫と開翅標本(挿入図)