前回、ウチの庭のベイリーフやベニカナメモチに止まる、アオバハゴロモ(Geisha distinctissima)の幼虫を紹介しました(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16384160.html)。この白い綿くずのように見える幼虫は、ところかまわず、ありとあらゆる草木に集団でくっつきます(図1)。
図1. アオバハゴロモの幼虫(矢印)
この時期、羽化した成虫がたくさん止まっているのが見られます。図2, 3はイチジクに止まるアオバハゴロモの成虫です。ゲイシャ(芸者)と属名が付くくらい、きれいな色をしています。吸汁性害虫として知られていますが、実害はほとんどありません。
図2. イチジクに止まるアオバハゴロモの成虫
幼虫と成虫の姿は似ても似つきませんが、眼の感じはやはり面影があります。
図3. アオバハゴロモの拡大画像