初夏になると植木の食害が増えます。ウチの庭でもあちこち食べられています。食害を起こす昆虫の一つが甲虫類のハムシです。
ハムシの中でもサンゴジュハムシ(Pyrrhalta humeralis)の発生はすさまじく、サンゴジュなどのガマズミ属(Viburnum)の本木の葉っぱをボロボロにしてしまいます。
写真1は今朝撮ったサンゴジュハムシの成虫です。体長6–7 mmの見かけはかわいい昆虫ですが、葉の上に褐色の食跡を残します。
写真1
食跡を目印に探すと、あちこちに多数います(写真2)。多い時は一つの葉っぱに5–6頭います。
写真2
ここは食跡が著しいです(写真3)。
写真3
ちなみに幼虫は葉に穴を開けてスカスカ状態にしてしまいます。
よく庭で殺虫剤を噴霧している光景を見かけますが、私はこれまで殺虫剤を使ったことは一度もありません。基本的に生物にとっていいことはなく、もちろん人間やペットにとっても多かれ少なかれ毒性があるからです。
というわけで、ウチの庭では毎年食害は放置状態です。