2018-06-09 スズメガ2種 #昆虫の観察 #生物学 6月も半ばに近づき、スズメガの成虫がだんだんと発生する頃になりました。ケヤキの並木通りを歩いていたら、通りに面したビルの壁にウンモンスズメ(Callambulyx tatarinovii gabyae)がとまっていました(写真1)。 ウンモンスズメは、鱗翅目・スズメガ科に属するガの一種です。きれいな緑色〜茶色の模様の翅をもち、後ろの翅は鮮やかな紅色です。大きさは開長65-80 mmで、スズメガの中では中型の部類に入ります。幼虫はニレ科のケヤキ、ハルニレ、アキニレなどの葉を食べます。 写真1 もう一つビルの壁にセスジスズメ(Theretra oldenlandiae)がとまっていました(写真2)。これもスズメガ科の仲間で、ウンモンスズメよりやや小型の開長50-70 mmです。幼虫は雑食性で、ヤブガラシ、ノブドウ、ホウセンカ、サトイモ、サツマイモなど、いろいろな植物の葉を食べ尽くします。 写真2