Dr. Tairaのブログ

生命と環境、微生物、科学と教育、生活科学、時事ネタなどに関する記事紹介

街で見かけた樹木の実


街の中では、公園、道路、建物や住宅の周囲などに、植栽されたたくさんの樹木を見ることができます。この時期、よく観察してみると、さまざまな樹木に結実を認めることができます。前のページでは、ヤマモモアンズの果実を紹介しました(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16361224.html)。ここでは、今日の夕方ちょっと歩いて見かけたものを挙げてみます。

写真1は、ツバキCamellia japonica)の実です。ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、冬から春にかけて花が咲きますが、この時期、赤や茶色の実が見られます。

イメージ 1
写真1

写真2は、イヌリンゴヒメリンゴMalus prunifolia)の果実です。バラ科リンゴ属の落葉高木で、通常のリンゴよりは小さい2.0–2.5 cmの実がなります。

イメージ 4
写真2

写真3は、レモンCitrus limon)です。私たちの食生活で主に酸味や香りを楽しむ、いわゆる香酸柑橘類に属します。ちなみに、ウチの庭のレモンはどういうわけか、結実しておらず、毎年葉の食害を起こすアゲハやクロアゲハの幼虫も見かけません。不思議です。

イメージ 3
写真3

写真4は、Castanea crenata)の殻斗果です。この時期、成長を始めたばかりの若い殻斗果です。雌雄異花の木ですが、5月から6月にかけて、独特の香りが強い花をつけ、昆虫がよく集まる姿を見ることができます。

イメージ 2
写真4

写真5は、ブルーベリーです。ブルーベリーにはたくさんの種類があり、ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類されるアメリカ原産の落葉低木果樹の総称です。果実は群青色の印象がありますが、見かけたものは黄色から紅色でした。

イメージ 5
写真5