今朝エノキ低木・幼木の定点調査に行ったところ、多くのアカボシゴマダラ幼虫が幹上で脱皮前の形態変化をしている中で、1頭だけすでに脱皮している個体を見つけました(写真1)。
4齢越冬型から立派な頭部突起が生えた緑とピンクの色の体に変化していました。脱皮したばかりのようで写真1の矢印の位置に抜け殻があります。
写真1
まだこのエノキ幼木には若葉が出ていません。新葉の蕾があるだけです。脱皮してもエサがない状態ではどうするのだろうと思い、夕方同じ場所を再度訪れてみました。案の定、この幼虫は枝上を盛んに動き回りながらエサを探しているようでした(写真2、3)。
写真2
写真3
若葉が出るのにあと1週間以上はかかるでしょう。それまでどうするのでしょうか。この形態で待つしかありませんね。