Dr. Tairaのブログ

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アブラゼミとヒルガオ


ウチの近くにはクスノキ並木の車道があり、いま、その葉を食草とするアオスジアゲハが、通りで乱舞しています。加えて、太い幹に多数のアブラゼミが止まっているのを見かけます。とは言っても、クマゼミのように列をなして止まっているわけではないですが。

アブラゼミGraptopsaltria nigrofuscata)は、カメムシ目セミ科に分類される大型のセミの一種です。クマゼミよりやや小さい、ミンミンゼミと同じ程度の大きさです。クマゼミが朝方に合唱して鳴き、午後には鳴き止むのに対し、アブラゼミが鳴くのは午後、とくに夕方です。その鳴き声は、暑苦しさを増幅させます。

写真1は、クスノキの幹にとびとびに止まる、今日のアブラゼミ達です。

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写真1

写真1クスノキの下には、ツツジの植栽を縫って、ヒルガオCalystegia japonica)のピンク色の花が顔を出していました(写真2)。

猛暑の毎日ですが、木陰に咲いた花を見るとホッとします。

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写真2