今日もエノキの定点調査に行きました。ゴマダラチョウやアカボシゴマダラはもう羽化した個体が多いので、もっぱら探すのはオオムラサキの幼虫や蛹です。幼虫は数頭目撃できましたが、距離が離れていてうまく撮影ができませんでした。しかし幸運にも蛹を1頭見つけることができました(写真1)。淡いヒスイ色をしていてきれいです。
写真1
エノキ周辺の調査の傍ら、たくさんの種類のチョウを見ることができました。しかしなかなかシャッターチャンスがなく、安物のデジカメで撮れたのはわずかでした。
写真2はそのうちの一枚でダイミョウセセリです。後翅に白紋がほとんどないいわゆる関東型です。
写真2
最も多くの個体が見られたのがサトキマダラヒカゲです(写真3、4)。ヒラヒラと木木々の間を飛び交っては、サッと樹木に静止します。森の中に射す光に照らされた神秘的な姿をジッと見ていると、時間が過ぎるを忘れるほどでした。
写真3
写真4