この2、3日厳しい寒さが続いています。さすがにこの寒さに耐えかねたのか、これまでエノキの葉の上でがんばっていたアカボシゴマダラの幼虫が、すっかりいなくなりました。幹上の越冬型幼虫(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16596715.html)も多くは地面へ向かいました。
昨日までの葉上の幼虫は一気に落ち葉の下まで向かったのか、それとも幹上のどこかにとどまっているのか、くまなく探してみました。そしたら、いずれも主幹の下部のところでとまっていました。
写真1は、昨日から一夜明けて葉上から移動した越冬型4齢幼虫の一つです。幹径が1 cmにも満たないエノキ幼木の20 cmくらいの高さでしがみついていました。
写真1
写真2は越冬型になっていない3齢幼虫で、やはり葉上から移動し、主幹の下の方でとどまっていました。この状態で果たして越冬できるのでしょうか。
写真2
さらに、1週間前に見つけた終齢と思われる非越冬型幼虫(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16588784.html)は、寒さにもかかわらず、相変わらず枝にしがみついていました(写真3)。ただし、向きを変えたり、別の幹に移動したり、よく理解できない動きを見せています。
写真3