Dr. Tairaのブログ

生命と環境、微生物、科学と教育、生活科学、時事ネタなどに関する記事紹介

道を歩いていたら...


今日夕方街の中を歩いていて、小さな公園の前を通り過ぎようとしました。そしたら、公園の一角に生えている低木に緑の物体がくっついているのがサッと目に入りました。危うく通り過ぎるところでしたが、振り返って近づいてみると何とエノキの低木の幹にアカボシゴマダラの非越冬型幼虫がへばりついていました(写真1)。高さ1 mくらいの位置です。

左右の枝はすっかり落葉しているので、枝に逆さまに静止している状態の緑色幼虫はちょっと離れた位置からもかなり目立ちます。

イメージ 1
写真1

リュックから物差しを出し測ってみたら、頭部から尾っぽの先まで約4 cmありました。けっこう太っていて大きさからいって終齢幼虫でしょうか。

イメージ 2
写真2

これから幹下まで移動するのか、それとも蛹になるのか、一体どうなるのでしょうか。写真3は、これも今日別の場所で撮った非越冬型幼虫で、エノキの根元でじっとしています。

イメージ 3
写真3