#第6の大量絶滅
先カンブリア時代に生まれた微生物は、細菌だけではありません。細菌と同じように細胞内に核をもたない(すなわち、DNAを包む核膜がない)原核生物で、アーキア(Archaea)という微生物がいます。アーキアは、米国の生物物理学・微生物学者であるカール・R・…
40億年前に最初の生命が誕生したとして、原始生命はその後どのように進化し、多様化したのでしょうか。そしてどのようにしてヒトが生まれる進化に繋がったのでしょうか。 先に、地球が誕生してからの88%を占める先カンブリア時代には、化石の証拠を残すよう…
生物の大絶滅が起こったと認識するには、当然それに至るまでの生物の進化があり、化石の証拠を残すような多種多様な生物の発生がなければいけません。すなわち、ある年代を境にして、その前と後との間でまったく生物の種類が異なれば、そこで大量絶滅があり…
ここで、実際に大量絶滅がどのような事象であるのか、過去の例を挙げてみましょう。過去と現在を比較することで、現在進行中の大量絶滅を理解するヒントになります。 地球上では、約5億4,200万年前に動物種が爆発的に誕生し始めました。ここから5,000万年あ…
私たちは大量絶滅という言葉を聞いて何を思うでしょうか。「大量絶滅? 聞いたことがない」という人もいるでしょうし、「何となく聞いたことがあるけれど、イメージが湧かない」という人もいるでしょう。大方の人にとっては、大量絶滅とは、多くの生物が短時…
はじめに 私は幼い頃から生き物が好きで、野や山に出かけては植物や虫を眺めたり、時には採集して標本を作ったりしていました。また、つくしや季節ものの山菜、木の実、キノコ、ドジョウやフナなどの川魚などを採って食するのが楽しみであり、それが日常の生…