Dr. Tairaのブログ

生命と環境、微生物、科学と教育、生活科学、時事ネタなどに関する記事紹介

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

火星大接近

今日7月31日は火星大接近の日です。夜9時が最も接近するということだったので、眺めてみました。めちゃくちゃ明るいです。スマートフォンで撮ってみました。

クラゲの水族館

加茂水族館(山形県鶴岡市)は、小規模ながらきわめて特徴あるマニアックな水族館として知られています。それは、アシカのショーやウミネコの餌付けなどもあるのですが、何と言っても、全国的にも唯一無比と言っていいくらいのクラゲ専門の水族館であること…

ヘクソカズラを食べるホシヒメホウジャク

早朝、庭の植栽に水やりをしていたら、つる性多年草のヘクソカズラ(Paederia scandens)の茎上に、ホシヒメホウジャク(Neogurelca himachala sangaica)の幼虫を見つけました(図1)。 図1. ヘクソカズラに止まるホシヒメホウジャクの幼虫 葉の上に褐色型…

路上のオオスカシバ

オオスカシバ(Cephonodes hylas)は鱗翅目、スズメガ科のガの一種です。その名のとおり、翅が透明なガで、目にも止まらない速さの羽ばたきで、直線的に飛んだり、空中で止まったりしますので、ハチと間違えられることがあります。頭部から胸部にかけては鮮…

モノレール

台風接近の中、のこのこと千葉市まで出かけて行きました。千葉駅で降りたのですが、目的地まで行くモノレールの乗り場がわかりません。ウロウロしながら、そごうデパートの中を、エスカレータで上ってやっと乗り場にたどり着きました。 それにしても、遠方か…

第2章 生物の進化と多様化 2.1 生命の誕生

生物の大絶滅が起こったと認識するには、当然それに至るまでの生物の進化があり、化石の証拠を残すような多種多様な生物の発生がなければいけません。すなわち、ある年代を境にして、その前と後との間でまったく生物の種類が異なれば、そこで大量絶滅があり…

アブラゼミの抜け殻

先日は、クスノキに止まるアブラゼミの画像を紹介しましたが、今日は幼虫の抜け殻の集団をアップします。 ウチの近くで、家の壁や門、木の幹や葉っぱにやたらに止まっている場所があり、撮ってきました。写真の左は葉っぱに6頭が止まっていますが、一度に羽…

第1章 1.2 大量絶滅をもたらしたもの

ここで、実際に大量絶滅がどのような事象であるのか、過去の例を挙げてみましょう。過去と現在を比較することで、現在進行中の大量絶滅を理解するヒントになります。 地球上では、約5億4,200万年前に動物種が爆発的に誕生し始めました。ここから5,000万年あ…

コウガイビル

庭に置いてある土を小石を入れた皿をひっくる返したら、裏側にコウガイビルの仲間が2匹張り付いていました(写真1)。クロコウガイビル(Bipalium fuscatum)ではないかと思われます。 写真1 写真1の右側の1匹がけっこう速いスピードで移動し始めました(写…

世論調査に見る男女・世代間のギャップ-4

はじめに 先日、報道ステーションによる7月のRDD方式世論調査(調査日:7月21日・22日)の結果が発表されました [1]。それによると、内閣支持率は「支持する」が38.2%、「支持しない」が45.6%でした。それとともに、政党支持率で自民党の支持が42.1%と、前…

同性愛・LGBTの考え方

最近、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌へ寄稿したLGBT(LGBTQ、LGBTTQQIAAP)に関する記事が、SNS上をはじめ多方面から批判を浴びています [1]。すなわち、記事の中で「同性愛者は子供を作らないので生産性がない、そこに税金を投入することが果た…

第1章 大量絶滅とは 1.1 大絶滅への序章

私たちは大量絶滅という言葉を聞いて何を思うでしょうか。「大量絶滅? 聞いたことがない」という人もいるでしょうし、「何となく聞いたことがあるけれど、イメージが湧かない」という人もいるでしょう。大方の人にとっては、大量絶滅とは、多くの生物が短時…

はじめに

はじめに 私は幼い頃から生き物が好きで、野や山に出かけては植物や虫を眺めたり、時には採集して標本を作ったりしていました。また、つくしや季節ものの山菜、木の実、キノコ、ドジョウやフナなどの川魚などを採って食するのが楽しみであり、それが日常の生…

建物内のクロコノマチョウ

クロコノマチョウ(Melanitis phedima)は、鱗翅目タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類されるチョウの一種です。 茶色系統の羽をもち、前翅の先端には蛇の目模様があるのが特徴的です。一方、羽の裏側は枯れ葉のような地味な色と模様で、静止時には、ほ…

サルスベリの花

サルスベリ(Lagerstroemia indica)はミソハギ科の落葉中高木で、ツルツルとした木の幹が特徴です。子供の頃はよく登って遊んでいました。ピンク〜赤色の花を咲かせますが、それを見ると夏が来たと感じます。比較的長い期間(7月〜10月)紅色の花が咲いてい…

スーパーの熱中症対策コーナー

今日は、埼玉県熊谷市で41.1℃という観測史上最高気温を記録しました。東京都でも青梅市で40.8℃を記録しました。というわけで、テレビでは毎日にように熱中症対策を報じています。スーパーマーケットに行ったら、熱中症対策コーナーという売り場ができていて…

アブラゼミとヒルガオ

ウチの近くにはクスノキ並木の車道があり、いま、その葉を食草とするアオスジアゲハが、通りで乱舞しています。加えて、太い幹に多数のアブラゼミが止まっているのを見かけます。とは言っても、クマゼミのように列をなして止まっているわけではないですが。 …

やはり市販のパセリはヤバい!!

庭のパセリとイタリアンパセリがキアゲハの幼虫に丸裸にされているのを見つけて、飢え死にされてはまずいと思い、急遽市販のパセリを買ってきて与えました(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16398409.html)。与える前にパセリを一応入念に水洗し、…

ピンクの花2種類

キョウチクトウ(Nerium oleander var. indicum)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木です。漢字で夾竹桃と書きますが、葉がタケに、花がモモに似ていることに由来します。 写真1は、ウチの近くの通りの歩道に堂々と生えているもので、高さが3 m…

パセリ補充

昨日紹介したキアゲハの幼虫(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16397490.html)ですが、今朝見たら、すっかり食草がなくなっている状態で土の上を這っていました。ので、急遽買ってきたパセリを補充して、とりあえず移動させました。

キアゲハの幼虫

ウチで植えているパセリとイタリアンパセリが最近枯れるなと思っていたら、何とキアゲハの幼虫にずうっと食べられていたようです。不覚にも今日気づきました。 模様と大きさからみて、3齢幼虫でしょうか。数えたら少なくともパセリに6頭、イタリンパセリに…

世論調査に見る男女・世代間のギャップ-3

このブログでは、これまで2回にわたって「世論調査に見る男女・世代間のギャップ」というタイトルで、男女間および異なる年齢層の間にある政治的思考性の違いについて紹介してきました。この傾向から、世論調査にある内閣支持率や政党支持率を一元的に見るこ…

昆虫展

国立科学博物館(写真1)で催されている昆虫展に行ってきました。子供用のアレンジ中心の展示かなと予想して出かけたのですが、どうしてどうして、大人でも、さらに専門家でも十分に楽しめる内容になっていました。 写真1 展示場に入ってすぐに目に飛び込ん…

土用の丑の日

7月20日は土用の丑の日です。それに向けてウナギ商戦がたけなわです。スーパーマーケットには、うなぎと書いた赤いのれんや掲示物がこれでもかと飾られています。暑い夏の疲れた体にはビタミンが豊富なウナギの摂食が最適であり、日本の伝統食文化の一つとな…

丸い夕日がくっきり

今日の夕方、丸い太陽がくっきりと見える珍しい瞬間に遭遇しました。空は晴れているのに、おそらく霞がかかっているためか、赤い太陽の輪郭がきれいに見えました。

コンクリートの上を這うベニスズメの幼虫

この猛暑の中、コンクリートの上を、ベニスズメ(Deilephila elpenor)の幼虫が黙々と移動していました(図1)。スズメガ科の蛾の一種です。この幼虫は70 mm弱の大きさです。これからサナギ化に向かうところでしょうか。 図1. 移動中のベニスズメの幼虫 頭に…

日傘の効果

毎日暑いです。とくに、外出時には熱中症予防に注意が必要です。日差しと紫外線防止に役に立つのが日傘ですが、前のページで示したような理想的な日傘(https://blogs.yahoo.co.jp/rplelegans130/16299281.html)にはなかなかお目にかかれません。 とはいえ…

企業が求める人材と採用状況の矛盾

はじめに 私は民間と大学の両方を行ったり来たりしながら仕事をしてきました。それゆえ、両方の良いところと同時に、それぞれが抱えている矛盾や問題についても少なからず理解しているつもりです。そして、それらの問題の多くは、日本社会における一元的な人…

夏の夜の来客

夏の夜はいろんな昆虫が家に飛び込んできますが、毎年必ずと言っていいほどやってくるのがコガネムシの仲間とカマキリです。 写真1は、昨夜やってきたアオドウガネ(Anomala albopilosa)です。緑色の体色が鮮やかです。 写真1 写真2は、チョウセンカマキリ…

今日の植木鉢処理器-7/14

夏もだんだんと盛りに近づいてきて、植木鉢処理器も快調です。この2ヶ月間で32 kgの生ゴミを投入したのですが、重量増加は約 1.8 kgで、減量率は94%になります。まだ、植木鉢から処理物を引き抜くまでには至っていません。 今日18時に処理器内の温度を計測し…